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一歩前進!退院支援3


医療保険の種類と負担割合

今までは患者さんの基本情報を収集することの大切さをお伝えしてきました。
今回は全体の情報収集したうえで入院時に特に大切な情報にフォーカスすると同時に
社会保障についても触れていきたいと思います。

絶対に確認してほしい公的医療保険情報!
日本は皆保険制度(日本国内に居住する方は、基本的に必ず入らないといけない強制加入)です。
つまり国民は健康保険制度に加入しており、いつでもどこでも医療を受けられます。
ここでは公的医療保険の種類や医療費の負担割合についてお話します。


☆公的医療保険の種類について 
医療保険といっても 様々な種類があります。
ここでは種類ごとに、加入者と共に簡単な解説をしていきます。

・協会けんぽ(約3,500万人)
・健康保険組合(約3,000万人)     
・共済組合(約900万人)
   これらは会社員 いわゆる社会保険です

・市区町村国民健康保険(約3,000万人): 自営業、フリーランス、学生
・後期高齢者医療制度(約1,500万人) : 70歳以上の高齢が対象

☆年齢や所得による自己負担の割合

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年齢の区分 負担割合 備考
6歳(義務教育就学前) 2割
70歳未満 3割
70歳~75歳 2割/3割 (所得額に応じて負担が異なる)
75歳以上 1割/3割



☆病院などで受診した場合の自己負担について
治療にかかった費用の総額(総医療費)
公的医療保険の負担 窓口での負担額
(年齢と所得によって7~9割) 自己負担
(年齢と所得により1~3割)
このように病院など保険証を使って診察を受けたとき治療にかかった費用ののうち
7割~9割は公的医療保険が負担してくれています。

次回は、高額な医療費になった時の「高額療養費」についてご説明します。
高額医療費は、「入院」の療養費も、「外来」の療養費も対象になりますが、
特に「入院」したときの高額療養費について解説します。

→ 入院時の情報収集の実際

一歩前進! 退院支援 2

→ 高額療養費:70歳以上の場合

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