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教えて! 回復期リハ 番外編1


比べてみよう、日本とドイツ

日本の医療は手厚い、と言われています。しかしどの程度手厚いのか、他国と比べてみないと分からないものです。
そこで今回は、同じ先進国の欧州の医療と比較してみたいと思います。

筆者は以前、海外のリハビリ医療を見学する機会があり、ドイツに1週間ほど滞在しました。
ドイツと日本は、国民一人あたりのGDPや、GDPに占める医療費の割合が同程度であり、現状が似ているのです。

日本と似ている、とお話ししたドイツですが、それでも多くの違いがあります。
急性期と回復期リハ病棟の「病床数」・「年間症例数」・「平均在院日数」を比較してみましょう。

日本は多くの急性期病床を持っていますが、平均在院日数が長く、年間で診療できる症例数は少ない、
といった特徴があります。

一方、ドイツは人口当たりでみると、日本と同程度の急性期病床を持っていますが、
短期間での入院によって より多くの症例を治療できています。

人口当たりの回復期病床はドイツは 日本の3.5倍あり、やはり効率的に運用することで
年間で10倍近い患者さんにリハビリ医療を提供することができているようです。

これらの違いは、なぜ生じるのでしょうか?

それは日本とドイツの国民性の違いや、医療制度の違いが関係しているようです。
次回はもう少し詳しく、ドイツのリハビリ医療を見ていくことにしましょう。
日本 ドイツ
人口 1億2000万人 8000万人
急性期病床(年間症例数) 65万床(1,250万例) 50万床(2,000万例)
平均在院日数 19日 9日
回復期病床(年間症例数) 6.7万床(27万症例) 17万症(200万床)
平均在院日数 90日 30日