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教えて! 回復期リハ4


FIMって、なに?

前回は回復期リハについて、その概要をご説明してきました。対象疾患が決まっていて、
回復期リハ病棟では充実したリハビリを行うことができて、在宅復帰を目標にしているのでしたね。
しかし、回復期リハ病棟での訓練を終えると、何が、どの程度よくなるのでしょうか?

そこで大切なのが、FIMです。FIMとは、Functional Independence Measure の略で、
リハビリの評価指標、つまり何がどの程度できるのか、という目安なのです。
リハビリ業界以外では、あまり知られていないFIMですが、
急性期や慢性期の皆さんにも分かりやすいようにご説明したいと思います。
食事 セルフケア 運動項目
13項目

合計91点
各項目を1~7点で評価


1点:全介助
2点:最大介助
多大な介助が必要

3点:中等度介助
4点:最小介助
そこそこの介助が必要

5点:監視
見守りで可能

6点:修正自立
状況を整えれば自立

7点:自立

合計126点
整容
清拭
更衣(=着替え・上半身)
更衣(=着替え・下半身)
トイレ動作 排泄
排尿コントロール
排便コントロール
ベッド・椅子・車いす 移乗
トイレ動作
浴槽・シャワー
歩行・車いす 移動
階段
理解 コミュニケーション 認知項目
5項目

合計35点
表出
社会交流 社会認識
問題解決
記憶
FIMは、運動機能に関する13項目の評価指標と、認知機能に関する5項目の評価指標、合計18項目の合計で表されます。
1項目1~7点で評価されますので、運動項目は7×13=91点、認知項目は7×5=35点、
全18項目合計で 最低点の18点~満点の126点で表現されます。何とも中途半端な数字ですよね。

注意すべき点は、最低点は18点(運動機能13項目・認知機能5項目の計18項目×1点)であって、
0点ではない、という点です。

そして、もう1つ、見守りなどの条件付きの場合もありますが、
5点以上あれば、その項目については1人でできる ということです。
これで何とか、FIMの大まかなイメージが ご理解いただけたでしょうか。

次回は、このFIMに関連した数値として、FIM利得・FIM効率・実績指数についてご説明します。
特に回復期リハ病棟に関連した医療職の方には、実績指数は重要なキーワードになりますので、ご参考になさってください。