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管理栄養士が教える「高齢者への食支援」12


退院後の食事を 自ら調理しなくてもいい? 食事の手配アレコレ

退院後の食事の手配、アレコレ
退院後の食事は、ご自身やご家族が自ら作る・調理する、といった場合もあるかと思いますが、
今回は宅配弁当やレトルト食品・冷凍食品を利用することで、効率のよい「食支援」について
考えていきたいと思います。

宅配弁当の利用がしたい

患者さんの住む地域の宅配弁当業者を調べる必要があるのですが、
どの業者がよいか迷ってしまいますよね。
そんな場合には、地域の情報を豊富に持っているケアマネさんに相談するのが良いと思います。
入院中・施設療養中に摂取していた「治療食」や「嚥下調整食」の継続が必要な場合でも対応可能か、
候補に挙がった業者へ問い合わせ
るとよいでしょう。
糖尿病や腎不全、高血圧、消化器疾患に対する糖分、塩分、脂肪分、食物繊維の量、刺激物の調整や、
主食をお粥にしたり、おかずをやわらかいものにしたり、刻むなど、
疾患や食事の形態にも対応をしてくれる業者なら、患者さんにも安心しておすすめできます。
また業者によっては、入院中に試食品を提供してくれるところもあります。
さらに最近では、高齢者を対象に配達時に安否確認してくれる業者も多いようです。
宅配便で冷凍の弁当を届けてくれる業者もあり、何日分かまとめて注文することも可能です。
冷凍しておき、食べる時に電子レンジで温めて食べられますので、
急に出かけることになった、離れて暮らす家族が食事を持って遊びに来るなど、
急な予定変更にも対応できて便利です。
ただし利用される方が、電子レンジで温める動作や熱い食品を安全に取り扱いえる方か、
事前に確認しておく必要があります。

レトルト食品、冷凍食品の利用

主食もおかずも、スーパーやコンビニ、ドラッグストアで多種多様なものが簡単に手に入ります。
缶詰は長期の保存が可能なので、災害備蓄としてもおすすめしています。
最近では、嚥下障害のある患者さん用にレトルトパックの介護食も販売されるようになりました。

さて、今回は退院後の食事の準備・調理の負担を軽減するためのレトルト食品についてお話ししました。
最近では、レトルト食品のかたさやとろみの企画を統一する取り組みが始まっており、
そうしてできた食品をユニバーサルデザインフード(UDF)と呼んでいます。
次回はこのユニバーサルデザインフード(UDF)についてお話しします。